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樹なつみの「花咲ける青少年」を読み終える。
もう12年も前に連載終わっていたんか…。
なんかついこないだ、この表紙の花とゆめコミックスを本屋で見たような気がするんだが。年月って怖ろしいな…。
で、内容の方はというと、むーっちゃ壮大やった。
最初NYとかで始まって、なんだなんだこれはといううちに、何十年後かの日本に移ってまたまた全世界を舞台に…とかいう壮大さ。
政治的な話が中心で、登場人物の誰一人にも感情移入できんという超人だらけぶり。
すごいな。
あとがきで誰かが書いていたが、確かに樹なつみって、少女マンガ的な描き方をしていないかも。青年マンガ風かも。美形だらけなのは少女マンガ的ではあるが、実際そこらだけかもしれんな。
ま、今はジャンプでも美形だらけでないと女子読者を掴めんが。
ストーリー中心でぐいぐい進んで行って、あれ?主人公っていつのまにそんなことに…とかいう感じで終わる。樹なつみの中ではかなりに恋愛マンガなんかもしれんが、少女マンガ的に言えば、全く恋愛マンガではない。何故なら主人公の感情がほとんどわからないからだな。ここ重要。
で、結局どうだったかというと。
面白いんだよなぁ…次から次へと読めるし。
後半の追い上げはすごかった。
一日一冊ペースで、一気読みした。
最近は「エリートヤンキー」とちょろちょろ買っている数冊のコミックス位しか読んでなかったけど、こうやって色々読んでいると、やっぱりマンガって面白いなぁ…とか思う。
自分が絶対買わない物でも沢山面白いのあるんやろね。
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