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ART-SCHOOLのライブに行く。心斎橋クラブクアトロ。
なんて静かなんだろう…。静かすぎてさすがにりっきゅんも「家で見てるんじゃないんだから」とか何とか言って、それから気をつかってみんながノルようになった気がした。しかしそれは、最初の曲がすっごい静かなやつだったからだと思うんだよ…。みんないきなり沈んだ気がした。
私は前から二列目にいたんだが、一度も押されやしなかった。有り得るのか、それって。ARTの曲って結構ノレると思うんだがな。
最前列、余りにも静かすぎ…。おかげでりっきゅんが「宗教みたい」「俺は麻原彰晃か」とか言っていた。泣いている人もいたからか。福岡で男の子に拝まれたこともあるらしい。病んでる人々のカリスマだよ。木下教だよ。静かなる熱狂…って感じか?
ARTってのは好きな人は異常なほど好きで、嫌いな人は大嫌いって感じだ。それっていいのか悪いのか…。ファンは病んだ若い子が結構多そうなとこもどうにもこうにも。そうして服装に統一感無しな気がした。同じ年代の中でも見事に種類が違う服装だったりしている。他のバンドって、もっとわかりやすいんだけどな…。私が行ったライブの中で、ファン層が最高にわかりやすかったのがELLEGARDENで、最高にわかりにくいのがART-SCHOOLだ。バンド自体がものすごい不安定だからだろうか。
しかし毎回りっきゅんのMCは微妙だな。何か何やってもクスクス笑われてんだな。奇妙な沈黙が生まれる度にクスクス。結構普通のこと言ってんだけどね、何故か笑われるんだよ。あんなにダウナーな人なのに、妙に毒が笑える。
歌詞が不安定すぎて心配になるんだけど、今回ちょっとしたオチがあって安心した。繰り返し歌詞に出てくる刺青の元カノが一児の母になったらしい。何故か会場中爆笑。不思議とリアルなオチを知って、ものすごく安心した。本人は「人生がどうでもよくなった」とか言ってるんだがな。もしかしてこの人って、歌詞を無茶苦茶ロマンチックに書ける才能があんじゃないだろうか。だろうか、じゃなくて確実にあるよな。そういや歌詞がかなり映画っぽい。
はーしかし意外と木下理樹はお笑い体質かもしれん…。なんだかんだ言ったって大阪人だからか?
でもやっぱりARTの音楽はものすごく好きだ~。何であんなにツボな音楽ができんだろう。
只今の私はELLEGARDENとART-SCHOOLの二本柱でやらせてもらってますけど、多分この組み合わせは正解。正反対のもので補い合ってるとしか思えん。