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せきしろ×又吉直樹「カキフライが無いなら来なかった」トークイベント&サイン会で青山ブックセンターに行って来た。
「カキフライ」はせきしろ氏と又吉による自由律俳句の本。
自由律俳句は575を無視して自由に作る俳句なんだが、種田山頭火と尾崎放哉が有名。尾崎放哉の「咳をしても一人」っていう俳句は割と聞いたことあるかと。
イベントが告知された次の日に青山ブックセンターに本を買いに行ったら、既に座席50名は埋まっていて立ち見しかなかった。結局全部で100人位集まったようだ。
客層は、落ち着いてる方のお笑いファンみたいな人が多かった。
男子は構成作家志望のせきしろファンっぽい人が多かったんかな。
女子は普通のお笑いファンだけど、ちょっと地味めか鬱ロックファンみたいな人。大概一人で来てる、みたいな。
司会の編集のお姉さんがどっちのファンが多いのか…とか言うてたけど、多分又吉だと思う。せきしろファンはわざわざサイン貰いに来ない気が。
ちなみにせきしろ氏はハリセンボン箕輪の彼氏で、モヒカンの構成作家の人。
ダイナマイト関西なんかで大喜利やったりするんで、何かちょっと芸人ぽかった。
トークは又吉もせきしろ氏もお姉さんもゆる~りと喋るんで、トークイベントにあるまじき変な間が所々に。何か三人ともテンション同じだった。
せきしろ氏と又吉はよく似ているらしい。せきしろ氏が又吉の年齢(29歳)だった時似たような感じだったので、自分と同じ道を歩ませないようにどうにかしたいらしい。このままじゃ危ないようだ。何かそんな気もする。
んで、せきしろ氏と箕輪さんはものすごいしっくり来る気がする。又吉と箕輪さんは雰囲気が似ている(そういやあだ名が二人とも死神だな)と思うので、きっと似た者同士のカップルなんだろう。
尾崎放哉の俳句を何編か読んだんだが、どれもこれも爆笑をさらった。なんなんだ面白すぎるやろう。あの空気のせいなのか。尾崎放哉の本買おう。
んでトークしている人も客も相当まったりしてるところでスペシャルゲストが。
南キャンの山ちゃんだった。
いやすごいね、山ちゃんは本屋の一角のまったりした空気を一気に演芸場にしてしまった。
声張る張る、喋る喋る、頭の回転良い良い、爆笑取りまくる、まくる。
山ちゃんてテレビだとダメキャラなんだけど、本物は何とクレバーキャラなんだろう。
山ちゃんは仲良しのせきしろ氏を又吉に取られそうなので、嫉妬しているらしい。なので自分も自由律俳句をひねってみたが、こねくりまわしすぎてあざといものしか出来ないらしい。山ちゃんの不自然なキャラを表していると思う。
サイン色紙が会場の4名に当たるんだが、山ちゃんも何故かプラスされていた。本書いてないのにな…。
んで、その後自分の本にサインを書いてもらう。
名前も書いてもらえるらしいが、別に自分の名前書かれてもなーとか思って書いてもらわなかった。後で売るとでも思われただろうか?
んでこないだ買った古屋兎丸の「人間失格」を又吉に渡してみた。あ、ただの古本あげたことになるな。太宰を愛する人にあげてよかったものか、どうか。ま、軽い読み物なんでいいや。
又吉きっちり青白い。想像してた通りだな。最初入って来た時ホームレスみたいだった。完全に死神ついてる後ろ姿だったな。
前半は大丈夫なのかというくらいまったりしたトークイベントだったが、後半山ちゃんによって鮮やかにお笑いイベントに変わった様は何かすごかった。
普通に山ちゃん好きだったが、多分本物のオダギリジョーを見る時くらいときめいたかと思う。
おかっぱ男にはすこぶる弱い。
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