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月曜日に「少年メリケンサック」を観て来た。
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それなりの期待をして行ったら、期待してる以上であった。
笑いとかは普通なんだが、何やら最後に感動してしまった。
これはあれだ、ライブとか行く人なら感動するんじゃないだろーか。
行かない人でも普通に笑えて楽しいと思うけど。
んで更に向井秀徳ファンならもっと感動するかと。
劇中いろんなバンドの音が出てくるんだが、ほとんどが向井氏の作った物で、聴く度に「うわーやばーい」とか思った。
特に田辺誠一演じるTELUYAの曲がKOJI1200みたいで良かった!
メリケンサックの世界ではTELUYAはちゃら~いダメな若者が聴く音楽みたいなんだが、本当にこれを今出したらPerfume的な扱いを受けるんじゃないだろうか。というかTELUYAはただ単に笑われる存在だっただろうけど。
んでSAKE ROCKの星源がボーカルのGOA(ジェネレーションオブアニメーション)。これも笑った!バンプみたい!!思わずtacicaのパロディかと思った。んでまた星源が憎たらしくて。音楽オタクのバンドで、でもちょっとセンスあって、女の子に人気があって、「うわー、腹立つ~」とか思った。最高だな。
んで峯田!峯田ボーカルの少年メリケンサックも勿論いいんだよ~。銀杏のメンバーをそのまま丸ごとメリケンサックに使うのかと思ってたら、峯田以外は普通の俳優さんで、銀杏の他メンバーが意外な登場の仕方で笑った。
とにかく色んなバンドに対してのクドカンなりの笑い飛ばし方、みたいになってたかな。でも毒ばかりじゃなくって愛もあったなー。クドカンやっぱり音楽がすごい好きなんだな。
社会的にもバンド的にも全てにおいてどうしようもないバンドマンを、ものすごく愛ある目線で表現してた。佐藤浩一が無茶苦茶な人なんだけど、全然憎めない。
んであおいちゃんの役が「舞妓 Haaaan!!」の阿部サダヲと一緒で、最初から最後まで叫んでて見てるだけでしんどかった。声を酷使しすぎだった。そして体力使うシーンも多くてすごかった。いやー、よくやったよ、ほんと。「篤姫」とこれを並行してやってたなんてすごすぎる。
映画に対しての感動というよりかは、音楽とかライブに対しての感動があった気がする。ライブ好きな人にはすごい観てほしいなー。
勿論音楽関係なくても普通に面白いけどね。
というわけでTELUYAとGOAが聴きたくてサントラ買った。タワレコがポイント2倍の日だったからなのかなんなのか、過去最高にレジが混んでて倒れそうになったが、J-POPの階ではなくってサントラの階だったんでセーフ。恐ろしいわ、新宿店。急いでる時には新宿店に行くな!
改めてサントラ聴いて、向井氏がその気になればどんなタイプの名曲だって作れることがわかって何か感動した。いい仕事してるな~!「いるいるこんなバンド」みたいな音をこれだけ絶妙に表現できるなんてステキだ。
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