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山下ワールド全開やーーー!
結構嫌なことばかり起こっているのに、常にくすっとなる。なんなんやろうね、誰も悪く見えない。飄々とした人ばかりに見えてしまう。本人達にとっちゃ深刻なことでも、まーったくそうは思えなかった。
ものすごく久しぶりの川越美和が良かった。90年代半ばという微妙な時期やけど、バブルの名残っぽいファッションと存在が激はまり。キム兄とのうさんくさいカップルってのがまたすごかった。キム兄、あんなファッションでいたら普通に怖い人に見えるし。でも面白かったけど。
主演の新井くんが最初から乱射しそうな人に見えていたけど、意外と最後の最後まで普通の人やった。チラシの新井くんもこの題名と表情だと結構クレイジーに見えてしまっている。前回の新井くんの私の記憶が「青い春」だったもんで、かなり太って見えた。
ダメ父役の三浦友和も相当ダメやったなぁ。きっちりしたイメージが覆されたし。
そして全編に渡って結構変な人達だらけなんやけど、何かもう未来に何も希望が持てない位に変にリアル。よく考えるとこんなことは滅多に起こらないとは思うんやけど、田舎ではこんなん普通にあるのかなぁ…とか思ってしまう。でも一応実際にあったことはあったことなんで、リアルなのは当たり前なんかも。
しかし、新井くんの彼女役の人とか、新井くんのお姉ちゃん役の西尾まりとか、勿論キム兄と川越美和カップルとか、妙に「こんなもんよね」っていう説得力があったなぁ。
最後のオチがもう最高やんね。山下山下。
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