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「パフューム -ある人殺しの物語-」を観て来た。
最初「それでもボクはやってない」を観ようとしてたんやけど、もうレイトショーでやってなかった…。
でも観れる時間にやってても「パフューム」選んでたかも。すっごい観たかったん。
で、正解やーーー!!!
好きやーーー!面白いわーーーー!
主人公がどんどん大きくなっていくんやけど、子役も大人も全部岡村さんに見えた。
でも妙にかっこよくも見えたり。でもやっぱりものすごいはまり役かも。ものすごいうまい気がした。ベン・ウィショーって人やけど、これまであんましメジャーな映画に出てないわー。初めて観たわ。珍しくガッリガッリで、悲惨な主人公にぴったり。まー役の為に痩せたんかもしれんが。
で、ハリポタのスネイプ教授が妙に老けていた。と思ったらもう60歳やってんね。こっちのが年相応やったんや。ダスティン・ホフマンさすが、面白かったー。
18世紀のフランスが舞台。結構なコスチュームプレイ。でもマリー・アントワネットみたいに華やかな世界ではなくって、全てが薄汚れていた。生い立ちからむーっちゃ悲惨な主人公で、昔のパリの汚さ貧しさ無茶苦茶さが徹底して描かれていた。貴族以外の人はみんな汚い汚い。最初からグロテスク。
で、結局主人公は生まれてから一度も愛されたことがないから、愛し方を知らなくて人殺しになるしかなかったという訳で、かなり哀しい。ベン・ウィショーの情けない顔つきとかガリガリさとかもう全身で哀しかった。何か京極堂シリーズにこの手の話あるよね…。
で、クライマックスで、ま、まさか主人公の妄想?とか思っていたら、そのままホンマの出来事で結構ぽかーん、というか、笑ってしまうというか、なんちゅうオチやねん、というか…。ま、主人公の存在自体が漫画的やったからまーあれはあれでいいかな。
それにしても赤毛のヒロインがすっごい可愛いんやけど、1990年生まれで吃驚やったな…。
まーこれは映画館で観るべきかも。誰かが香水つけてたと思うんやけど、不思議とずーっと香水の匂いがしていた。最初はコーヒーの匂いがしていて、これもなんかひっくるめて、匂いというものをものすごく意識してしまった。不思議な現象やな。
「続・三丁目の夕日」の予告が…!観たい!
「舞妓Haaaan!」どう考えてもおもしろすぎるやろ。阿部サダヲが激カワいい。