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先週金曜日のことだが「ドロップ」を観た。
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どんだけ映画を観てるのか…といった感じなんだが。
(実はテレビやDVDではほとんど観ない)
ヤンキー映画はどうしても外せない。
私が「クローズZERO2」をどれだけ楽しみにしているかわかるだろうか?多分みんなが思ってるのの5倍位は楽しみ。ヤンキー映画と他のもろもろの映画を天秤にかけて、どっちか永久に観られないとなると、まず間違いなくもろもろの映画を永久に観なくて良いくらい。ハハハ。
んで「ドロップ」。
品川庄司の品川が監督なんだが、品川はヤンキー映画を本当に愛しているなー、と。まずそこに感動。
ヤンキーコメディ映画の王道を行くような映画だった。ベッタベタではあるけど、品川のセンスがかなり高い気が。半自伝的映画らしいけど、まるで「今日から俺は!」みたいな出だしじゃないか。
とにかく笑いのシーンは完璧かと。まっちゃんのようなわざとちょっと外してくるような感じではなく、ストレートに面白かった。ここはさすがお笑い芸人だなー、と思った。
んでちょっと気になったことが。
品川って、人泣かすの下手だな。わざとかな?ベタなヤンキー映画であるなら、もっと泣かせても良かった気がするんだが、何ともかんとも…普通だったな。その上、あの上地のシーンはいらん気が。とってつけた感じがした。多分あそこは自伝的な部分じゃないのではないかと。品川が泣かせるのを恥ずかしがってるような気もした。
でも概ね良かった。
ピースの綾部が割と主要な役をしてるのは知ってたんだが、それよりなにより又吉がちらりと出てた!
主人公ヒロシの元いた私立校の真面目な同級生役。
又吉テンション上がってる時なのでチラリとだったが嬉しかった。
とにかく芸人が沢山出ていた。レイザーラモンHGが出ずっぱりで、ものすごい強い役だった。レスラーだからか。なにげにRGもすぐにやられる役で出てて笑った。
若月というコンビの片一方も主要な役で、その子が意外に良かったな。何かもうちょい若ければロッシーにその役やってほしかった。憎めないアホキャラだったので。
ま、中学生役なんだが、みんな20代~30前半くらいよね…。波岡くん、いつまでヤンキーやるんだ。波岡くん「クローズZERO」にも出てるんだよな…。
水嶋ヒロも成宮くんもそれなりにハマってた。水嶋ヒロは品川の奥さんが勧めたらしいが、奥さん正解。ヤンキー映画には女子呼ばなきゃ。
んで、水嶋ヒロの父親役の遠藤憲一がこの映画で一番うまくて面白かった気がした。
有楽町で観たんだが、結構いっぱいで、隣りに座っていた子の反応が面白かった。中高生っぽくて、ちょっとズボン下がってて、映画の途中で隣りの男の子の友達に喋りまくってた。映画についての突っ込みみたいなの。
ヤンキー映画ってこういう映画館に慣れてないような子がいて面白い。
その子、ちょっと会場の悪そうな男を見つけては、「あいつマジやべぇー」とか言うてた。おもろい。
んで、終わってエンドロール流れてから「あれハードゲイだったんだ!」とか言ってて笑いそうになった。気付いてなかったんか…。ま、意外にみんなHGの素顔知らんからな。
んで結論として「ドロップ2」が観たい。切実に観たい。Vシネでいいから観たい。品川の原作本も読みたくなった。
愛すべきヤンキー映画だな。
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